横山 剛[作業療法学専攻]
新型コロナウイルス感染拡大防止のため緊急事態宣言が発出され、私たちの学業や仕事を含め生活全般にわたって様々な制約・制限を受けました。学内での授業は行なわずオンラインで行う、最低限の出勤、ということが早くに決まり、実践してきました。パソコンなど機械系にめっぽう弱い私は、オンラインでの授業の方法をマニュアルのみでは理解できず、指導して下さる方に実際にやって見せてもらう中で、学ぶレベルでした。実際にやってみて失敗は何回もしましたが、そのたびに助けてくださる方がいて、大変助かりました。4月、5月の間だけでもこれほどパソコンを利用したこともないですし、これまでパソコンをこれほど便利なものとは思ってもいませんでした。これまでに経験が無いのだから致し方なかったのです。また私は新しいものをあまり積極的には受け入れてこなかったのだと思います。今では、オンラインでの授業もまんざらではないことが分かりました。 酷暑、大型台風、地震、疫病など生活を脅かすようなことが、私が生きてきた歴史の中でも随分増えたと思います。「どんな状況にあっても変化を受け入れ、新しいものになり、やっていく」と周りの人たちと励ましあい、それを続けていきたいと思わされています。
教員リレーコラム