加藤 真弓[理学療法学専攻]
理学療法士(以下PT)、作業療法士(以下OT)、言語聴覚士(以下ST)等は病院やクリニック、介護施設等での患者さんへの療法を行うだけではなく、地域でも活動することが期待されています。 今回は、私を含め本学の何人かの教員も活動する清須市内での取組みを少し紹介します。 きっかけは、約2年前。愛知県PT士会の介護予防関連研修への参加です。それを機に、1病院、1通所リハ、2デイサービス、本学の計5機関のPT・OT・ST10人が集まり、「清須市リハビリテーション連絡協議会」が発足。会員募集を行って、現在のメンバーは33人。 会の目的は、清須市内の医療・介護・介護予防等を必要とする地域住民に対し、良質なリハビリテーション(理学療法・作業療法・言語聴覚療 法)等を提供し、安心して暮らしていける地域づくりに貢献することです。簡単に言うと、”清須の元気のお手伝い”すること!です。 そのために現在行っている活動は、 ・リハビリ専門職同士の勉強会、交流会(リハビリ専門職種と顔の見える関係づくり) ・多職種連携(今年度は、ケアマネージャーさんの会との合同勉強会) ・地域ケア会議への参加 ・地域住民向けの出前講座 ・リハビリテーションやPT・OT・STの啓発 など すこーしずつですが、できることから始めています。 具体的なことは、次の回にぶつぶつしたいと思います^^ 皆さんが住んでいる市町村でも、PT・OT・STがネットワークを作って地域で活動しています。 是非、調べてみてください!
教員リレーコラム