教員紹介

リハビリテーション学科 作業療法学専攻

助教

松田 裕美
まつだ ゆみMatsuda Yumi B.S.

[学位・医療資格]
修士(人間文化)
<M.A.(HUMANITIES AND
SOCIAL SCIENCES)>
学士(保健衛生学)
(B.S. in faculty related
to health)
作業療法士
公認心理師
[研究分野]
反すう
認知行動療法
自己理解
抑うつ

プロフィール

職歴
2014年公益社団法人岐阜病院 作業療法士
2019年愛知医療学院短期大学 リハビリテーション学科作業療法学専攻 助教
資格(国家資格・団体認定資格)

作業療法士

自己紹介

本校短期大学の4期卒業生です。 かねてから「医療や心理の仕事がしたい・・・。」と漠然と考えていた高校時代に医療系の大学紹介で作業療法に出会いました。高校時代は自分や両親、友人との関係に悩んだこともあり、精神科で働く作業療法士を志しました。 大学の授業ではヒトの体や心の仕組みなど、これまでの学生時代では学んでいない分野の学習が多く、同級生たちと共に勉強に励んだことが今でも楽しい思い出です。 就職先は身体か精神かで迷いましたが、精神科病院へ就職しました。臨床では看護師の方とともに慢性期病棟で作業療法を行ったり、音楽療法士の方とともに発達障害の個別音楽療法を行ったりと多職種の方々とともに仕事をしていました。現在の医療はどの分野でも地域への移行が促されており、精神科デイケアでの経験も伝えていけたらと思っています。 休日は基本的にインドア派ですが、友人と創作体験をしたり、買い物をすることが好きです。

研究内容

臨床では精神科長期在院者の自尊感情と生活への般化を通して精神科リハビリテーションの効果について検証しました。現在は大学院にて認知行動療法の流れを汲んだ反すうに特化したRfCBTの思考スタイルを用いて考え込みの抽象度の変容について学習しています。
基本的に質問紙を用いた研究を行っており、研究に見合った尺度の作成等も行っております。

主な業績

担当教科

専門基礎科目解剖学実習
運動学実習
生理学実習
専門科目基礎作業学
作業療法評価法
作業療法評価法実習【2019年度以前入学生対象】
作業療法評価法実習Ⅰ【2020年度入学生対象】
発達障害作業治療学
身体障害作業治療学実習

受験生の皆さんへ

たくさんの大学や職業がある中で「自分がこれから何をしていきたいのか?」一つの進路を決めていくのは大変な作業かと思います。
作業療法の学びの中には、自分が普段の生活の中でどのように体を動かしているか細かく分析する授業や自分の考え方や感じ方を同級生が調べ、自分について同級生が分析する授業などがあります。障害についての知識も大切ですが、自分や同級生について理解を深めることも同様に大切な学習となります。
実際にどんなことを勉強しているのか、学校の雰囲気など興味のある方はオープンキャンパスも行っていますので、是非足を運んでみてください。
お待ちしています。

在学生の皆さんへ

作業療法ってなんだろう?まだよくわからない方も多いかもしれません。
私自身、作業療法学生のころや新卒の時はよくわからず、作業療法についてじっくり考える余裕もなかったように感じます。そんな私が今思う作業療法とは「学んだことを自分なりに考え、他者と共有したり違いを感じる」ことだと思っており、またそれ自体が問いへの答えとなっていくと信じています。
作業療法はこれから様々な分野で活用していけるまだまだこれからの学問だと思います。そんな未来のためにも(まずは自分のためにも)誰かに助けてもらいながらも自身で考え、超えていける力を共につけていきましょう。
よろしくお願いします。

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