【講座】こころの病気とリハビリテーション~栄 中日文化センタ~
2月27日(火)に栄中日文化センターで横山 剛 講師が、
「こころの病気とリハビリテーション」と題して3回講座(2/27・3/17・3/27)の1回目を実施しました。
【中日新聞 告知記事内容】
【記事内容】
◎こころの病気とリハビリテーション
新講座「こころの病気とリハビリテーション」は、
作業療法士で愛知医療学院短期大講師の横山剛さんが、
うつや気分の落ち込みなどに対応していく方法を解説する。
原因がはっきりしている病気なら手術や投薬で治療する。
しかしストレスという得体の知れないものから来る心の不調を治していくのはやっかいだ。
「限界に達している人は医師の診断を受けるべきです。
そうでない人には心のリハビリは必ず役に立ちます。
どんなに頑張っても、環境が変わらないために、また落ち込んでしまう。
大事なのは心の中のストレスを手放していくこと」と、横山さんはいう。
横山さんが使う「道具」は認知行動療法を応用した作業療法だ。
陶芸やスポーツ、買い物、料理など日常の作業を通して、心の負担を軽くする。
三回の講座は「ストレスや心の病気はどこからくるのか」から始め、認知行動療法を説明。基礎的なワークを行う。
カギのひとつが「その人の癖」だ。一人ひとりに個性があるように、状況の受けとめかたには個人差がある。
それを知ることで、他人との違いに気づき、心のバランスを取り戻していく。
「この講座では何も解決しないかもしれません。
しかし、教室を出る時には、少しでも希望を持って帰られる。自分を取り戻していく作業はそこから始まる、と思います。」
【以下、講座の様子】