齊藤 誠[理学療法学専攻]
いよいよ、国家試験が目の前に迫ってきました。 今年は新型コロナウイルスの影響から臨床実習が一部中止となるなど、例年とは異なる状況に苦労することや不安になることも多かったと思います。国家試験対策についても登校ができない期間は自宅学習となり、グループワークを思うように進められないもどかしさもあったかと思います。また医療従事者を志す学生として、より徹底した感染予防対策が求められることもあり、気分転換に外出することもままならない期間が多かったと思います。 そのような中でも、Google Meetやラインなどを利用して友人と一緒に学習に取り組むなど、モチベーションを維持するために、色々と工夫をした人も多かったと思います。私自身も臨床実習の代替となる学内実習の一部を担当する中で、オンライン上でコミュニケーションをとるためのツールをいくつか体験しました。しっかりとした学習効果の検証は必要ですが、少しの工夫で対面での学習と遜色ない内容を提供できる可能性は感じることができました。学生の皆さんも難しい状況で落ち着かない1年であったと思いますが、自分の視野や可能性を広げるきっかけも見つかったのではないでしょうか。 明後日に迫った国家試験ですが、自分を信じて実力を発揮してきてください。 皆さんの合格を心より祈念しています。頑張ってきてください。
教員リレーコラム