清水 一輝[作業療法学専攻]
突然ですが、第54回日本作業療法学会はオンラインでの開催となっています。 開催期間は9月25日〜10月25日の1ヶ月間です。 私も演題を出していますので、興味のある方は是非ご参加ください。 withコロナと言われる社会環境の中、 日本作業療法学会も環境に適応しながらより良い形を模索した結果であると思います。 このような挑戦により、 日本作業療法学会がより質の高い学会になるのではないかと期待が膨らんでいます。 私自身は、新しい環境に適応していくことの難しさを感じています。 ただその一方で、新しい環境に身を置き挑戦することの大切さも感じています。 学生の皆さんは前期の間、 「オンライン」「自宅」という環境で学習の困難さを経験したかもしれません。 学習ができるかどうかは個人の能力だけでなく、環境によって左右されるのです。 ただそのように新しい環境での挑戦だからこそ我々は成長できるのではないでしょうか。 皆さんも振り返ってみると、自宅だからこそ自分自身で調べ考える力や集中力が身についたかもしれません。 私の子供も同様で、小学校に行くようになって他者との関わり方を学び、 ひらがなや漢字を書くことや足し算引き算ができるようになっています。 それはやはり、小学校という環境に身をおいて挑戦したことによる成長です。 人の作業は環境との関係の中で引き起こされます。 自分が身を置く環境によって、自分の可能性を広げることができるかもしれません。 自分の可能性を広げるため、色々な新しい環境に身を置いて挑戦を続けていきましょう。
教員リレーコラム