教員リレーコラム

「新年度を迎えて」

木村 菜穂子[理学療法学専攻]

このリレーコラム、2020年4月1日に書いています(注:4月2日にちょっと手直ししました… 笑)。すなわち、「新年度」です。ただ今年は今までにない新年度を迎えました。 例年、4月1日は本学では入学式が挙行されます。新年度初日に、新入生を迎えるということで、社会人になってからはあまり意識することのなかった「区切り」を感じることができます。そして、右も左もわからず緊張している新入生、ちょっぴり先輩の表情を見せ始める2年生、臨床実習が目の前に迫り、それどころではない(多分「区切り」が意識しづらい)3年生が入り乱れて、教職員の業務もバタバタするのが、これまでのあたりまえの「新年度」の迎え方でした。 しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大により、授業開始は4月20日以降と延期されました。3年生の臨床実習はほぼ予定通りスタートできそうですが、これも今後の情勢によってどうなるか、不安定なものです。そして、入学式の中止。入学式のない新年度を迎えるのは、長い教員生活の中でも、私自身初めてのことです。 新入生の皆さん、式典もなくいきなりガイダンス開催で戸惑った方もいるかもしれませんが、皆さんの入学を心から歓迎いたします! 今のような状況が早急に落ち着き、3年後の卒業式(ちょっと気が早いけど)は、入学式の分も盛大にお祝いできることを願っています。そして2、3年生の皆さん、医学を学ぶものとして、先輩として、いいお手本を周囲に見せてください! 新しい2020年度も、愛知医療学院短期大学らしく、新たなステージを進んでいきましょう!
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