髙田 政夫[作業療法学専攻]
『臨床実習セミナー補習』が終了した。 私は三年生の『臨床実習セミナー』に一・二年生も常時参加できるようにしたいと考えている。短大の学生にとって、最終到達目標に大きな二項目が存在する考えるからだ。ひとつは総合臨床実習での経験値を高めること。もう一つは、ゴールである理学療法士・作業療法士に成るべく知識と技術の集大成”まとめ”である。これは国家試験の合格にあるかもしれない。 二年生はこの大きな目標のひとつである総合臨床実習で求められたものは何なのか、各実習施設で具体的に求められるものを掴む機会になるはずだ。三年生には長期臨床実習未経験の二年生にも伝わる技をぜひ示してほしい。普段の学習アドバイザーミーティング(SAM)では見れない先輩の凛々しい姿を発見するだろう。 そもそも『臨床実習セミナー補習』とは何なのかの疑問もあるだろう。一年生はなぜこんなことを学ばなければならないのか、『見学実習』って一体何なの?何のためにこの時期にやるの?素朴なお互い疑問を解決する時間になるであろう。 今週末は体育祭、学祭もある。学年の枠を超えて交流するチャンスである。普段なかなか交わることの少ないこの機会を逃さず先輩たちはどんな経験をしてどんな苦労をしてきたのか、その対価はどんなにすばらしいものだったのか。そして、後輩たちはこれからの未知の経験にどんな不安を持っているか。お互いに知る機会としてほしい。きっと話題は尽きないと思うだが。 納屋橋:https://www.instagram.com/masao.takada/?hl=jaから
教員リレーコラム