宮津 真寿美[理学療法学専攻]
卒業生の山内君の研究論文が、 愛知県理学療法学会誌31巻7号(2019)に掲載されました。 今年度、うれしかったニュースの一つです。この研究論文は、 専攻科修了後も、本学研究生に登録し、続けてきた研究をまとめたものです。 研究を始めたのが、平成25年、山内君が専攻科科目履修生になった時ですから、 論文が完成するまで、ざっと6年かかった計算になります。 山内君とストレッチングの研究を始める以前、 私は、ヒトを対象にストレッチングの研究をした経験がありませんでした。 山内君と一緒に、英論文をたくさん読みました。 評価として用いた他動トルクの計測方法を何度も試行錯誤しました。 結果の解釈に苦しみました。 これらを経て、論文としてまとめられたこと、本当にうれしいです。 ここまで出来たのは、山内君の意欲と粘り強さがあってこそです。 それから、もう一つ、 当時、非常勤講師だった木山喬博先生から指導を受けることができたことが大きかった。 木山先生は、ストレッチングに対する造詣が深く、 研究デザインや方法の確立の際に、数えられないくらいのアドバイスをもらいました。 また、データの信頼性、統計学的解釈、論文の添削などに、的確な指導をいただきました。 木山先生がいたからできた研究でした。 感謝しかありません。 山内君の努力の結晶は下記からご覧になれます。 よろしければ、ご覧ください。 愛知県理学療法学会誌(バックナンバー)