教員リレーコラム

誰もが自分らしく働ける社会へ

清水 一輝[作業療法学専攻]

先日行われた、「第26回職業リハビリテーション研究・実践発表会」に参加し、 精神障害を有する方の就労支援について報告してきました。 皆さんの友人に、障害を抱えた方はいますか? 職場にはいますか? 近隣にはいますか? 小・中学校でも別のクラスで教育されることが多く、 社会人になっても、 障害を抱えた方と触れ合う機会は多くないのではないでしょうか。 これからの社会では、 性別、年齢、障害の有無に関わらず、 誰もが暮らしやすい社会を実現していくことが求められています。 障害者の就労支援を進める上でも、 大切なことは、”健常者”や”障害者”と区別するのではなく、 一緒に暮らし、一緒に働く社会を作っていくことです。 そうすることで、誰もが自分らしく働ける社会へと近づいていくはずです。 作業療法士は、そんな社会の実現に貢献することができる、 とても重要な役割を持った専門職です。 誰もが自分らしく働ける社会が実現できると信じ、 これからも就労支援を続けていきます。
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