宮津 真寿美[理学療法学専攻]
3月に開催された第27回愛知県理学療法学術集会で、 卒業生の佐藤康平君(米田病院)が研究発表をしました。 発表した内容は、在学中に、理学療法研究法で行った卒業研究です。 「ストレッチングをしている時、息は吐いた方が良いのかな」 という佐藤君の素朴な疑問から、研究を始めました。 理学療法研究法・卒業研究の中で、 先行研究を調べ、 適切な呼吸法の条件、 自律神経機能の評価の試み、 安定した柔軟性の評価など、 方法を試行錯誤し、 まとめ上げた研究です。 初めての学会発表で大変だったと思いますが、 大勢の聴衆の前で、堂々とした発表でした(写真参照)。 成果をまとめ、発表し、論議をすることで、 論理的な思考や表現力をトレーニングすることができます。 若い時期にそれができれば、より効果的です。 卒業研究も、真面目さと志があれば、学会発表ができますよ。 ぜひ後輩が続いて欲しいです。
教員リレーコラム