愛知医療学院短期大学

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教員リレーコラム

「翔平選手にあやかろう」

渡邊 豊明 [作業療法学専攻]

 毎日のようにお茶の間を沸かしているスーパースター、超人と言えば、ほぼ全員がこの人の名前を挙げることでしょう。そう、米メジャーリーグ ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平選手です。もう、漫画の世界を通り越しているように思います。投げて、打って、走って、誰もがなし得ないことを、アメリカという最高の舞台で実現させている。もちろん、持って生まれた強靭な肉体と運動センスはあるだろう。それでも、誰もなし得ないものに挑戦する勇気、強い心、実行力、全てに脱帽してしまう。
 しかし、数年前を振り返ると、2018年には肩の手術を、2019年には膝の手術をし、苦しいリハビリを経験している。ここで、普通の人ならどちらかは諦めようと心折れてしまいますよね。つづく2020年はコロナ禍で良い結果が残せていなかった。
 それなのに、今年はぶっ翔んでます。ホームラン争い単独トップ、オールスター投打ともに出場。今の要因は、「体調が良い」と一言。超一流選手になると、物事の考え方などメンタルが整ったのか。その答えがわかるのは、今シーズンを終えた時の総括であろう。
 このコロナ禍で何事も制限があり、少しストレスフルな世界で、人々の心を明るくし、魅了してしまう人物に、少しあやかりたいものですね。

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