教員リレーコラム
「痛みとの闘い」
松田 裕美 [作業療法学専攻]
私事ですが,歯列矯正を初めて2年が経ちました。小学生のころ初期の矯正を行っていたのですが,大人になるにつれがたがたになり・・・。2年前から再開していました。
抜歯痛みはもちろんですが,何より痛いのは口内炎。どうしても針金やブランケットが口腔内にあたり,口の中は毎日傷だらけでした(現在も3つほどありますが・・・)。もともと口内炎ができやすい体質?も相まって食事の時間は苦痛でした。
もちろん,歯列矯正の良い点もありました。1つ目は歯磨きがかなり丁寧になったことです。ブランケットや針金のあいだに食べ物などが詰まりやすくかなり歯が磨きづらく,より丁寧に磨くようになりました。2つ目は前歯でものがかみ切れることです。矯正前は前歯がかみ合っていなかったようで,前歯でものって噛めるんだ!と感動しました。3つ目はかみ合わせがよくなったことであまり力を入れずとも噛むことができるため,すこし輪郭がすっきりした?!と自分では思っています。
最近の受診では「そろそろ終わりでよさそうですね」と言われ,久しぶりにご飯がおいしく食べれられる日も近いぞと心の中でガッツポーズをしました。春頃にはきっと矯正から解放されていることでしょう。その時には外食に行けるようになっていることを願いながら。