教員リレーコラム
「情報の取捨選択の根拠は?」
加藤 真弓 [理学療法学専攻]
先日、とある科目の実技試験がありました。
「〇〇の測定をしてください。」という課題提示に対して、実施してもらっています。
その様子を観察しチェックしていると、授業で説明していない方法での実施、毎年の失敗例を挙げた上で適切な方法を何度も説明しているのに失敗例でやってしまったり...
なぜ、このようなことが起きるのでしょうか...
原因にはいろいろあると思いますが、その一つにどの情報を選択するかの判断があるのではないでしょうか?
①クラスのみんなが言っている
ただし、「みんな」というのは???である
②先輩たちが蓄積した記録
③自分自身が受けた授業内での教員の説明
④自分自身のメモ
その他...
さて、皆さんは?
当然のことながら、患者さんに対し検査・測定や理学療法を実施するときに、誤ったことをしてはいけません。情報の選択の誤りや判断の誤り、自分ではわかっているつもりを極力減らせるように、情報の取捨選択には日頃から気をつけてほしいと思います。
さて、来年度の授業の戦略を立て直すかな...
ぼやきでした(笑)
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