愛知医療学院短期大学

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教員リレーコラム

「医師のタスク・シフティングに関するヒアリング」

高田 政夫 [作業療法学専攻]

 今日はちょっと堅い話。
 医師の働き方改革によるタスク・シフティングが厚生労働省医政局で検討されている。
 なんでも医師の過重労働が取り上げられ、医師のみに限定されている医療行為をコメディカルスタッフにかたがわりすることを、関係医療団体にどのようなことが出来るか答申しているらしい。
 第一回ヒアリングが6月17日に開催された。それによると日本技師装具士協会は「四肢切断術後のドレッシング等の断端形成や、切断者への断端管理に関する指導」言語聴覚士協会は「高次脳機能障害(認知症含む)・失語症・言語発達障害、発達障害などの評価に必要な臨床心理・神経心理学検査種目の選択・実施など」を、「我々に任せてほしい」と要望している。ここまで読んで学生諸君はどのような感想を持つであろうか。
 日本作業療法士協会と日本理学療法士協会の第二回ヒアリングは7月17日を予定されている。「我々に任せてほしい」と云うにはそれなりの根拠と体制が必要であろう。
 我々の所属するこの二団体からは、どんな内容がかたがわりできるものとしてリストアップされるのか楽しみだ。
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ビワと洋梨(透明水彩)

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