教員リレーコラム
母校の40周年記念式典に参加して
山下 英美 [作業療法学専攻]
先月末、母校(作業療法士養成校)の創立40周年記念式典に参加してきました。
式典では開学以来非常勤講師を勤められている3名の先生方の表彰がありました。その面影と口調に在学当時を思い出し懐かしくなるとともに、未だ現役で教壇に立たれていらっしゃることに驚きました。さらに先生方のご挨拶の内容が、科目の枠組みを超えて多岐に亘り、リハビリテーションの未来についても論じられていたことに、尊敬の気持ちでいっぱいになりました。本学の作業療法学専攻教授の髙田政夫先生も元非常勤講師としてご招待されていらっしゃいました。
2次会ではPT・OT合同で同期会を行い、遠く山口県や佐賀県から駆けつけたPTを含む懐かしい同級生達と時間を忘れて語り合いました。今はそれぞれ働き方は違いますが、3年間を共に過ごした仲間として相手の性格を知っているからこそ、仕事のこと家庭のこと健康のこと等々話しても、心地よい安心感に包まれた穏やかな時間を過ごすことができました。このうちの何人かには、今でも何かと相談に乗ってもらっています。
さて、本学の歴史も古く、前回の清島先生のコラムにもあるように、専門学校から開学37年を数えています。作業療法学科は遅れること12年なので、それでも25年の歴史があります。多くの同窓生の皆様が臨床の場で活躍されており、本学の臨床実習指導者として、学生教育にご尽力いただいていることに本当に感謝しております。
3年生は卒業まで1ヶ月余り、国家試験勉強も大変ですが、一緒に苦労した同級生は一生の宝になります。卒業後も何かにつけて相談できる一番身近な相手になるでしょう。1・2年生も卒業時には色々な思い出を共有した仲間がたくさんできているはずです。
理学療法士・作業療法士の仕事に興味のある方は、私立の養成校では愛知県で2番目に古くから続いている本学での学びについて、是非確かめていただけたらと思います。