愛知医療学院短期大学

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教員リレーコラム

皆さんも『赤十字大好き人間』に!

石川 清 [理学療法学専攻]

先日、本学で開催された学祭『愛・医療祭』では、展示ブースの1つに日本赤十字社愛知県支部(以下日赤)のブースがありました。赤十字職員やボランティアの人たちによって防災ゲーム、命を守る赤十字講習体験(心肺蘇生とAED講習)、献血セミナー、国際救援など日赤の活動が紹介されていました(写真)。
日赤の活動は、『困っている人・苦しんでいる人を救いたい』という願いから生まれたもので、人道・博愛の精神のもと同じ思いを持った多くのボランティアの人たちによって支えられています。日赤は様々なボランティア活動を通して人や社会に貢献しています。
いま、大学生の就職先として日赤は非常に人気が高く、一般職の新卒採用者の採用試験では、毎年、十人前後の募集に対して百数十名の応募があり、倍率は十数倍になっています。日赤を応募する理由として、ほとんどの学生が『社会貢献ができる仕事がしたいから』を挙げています。また、赤十字病院を就職先として選んだ医療職員の2割近くが、病院の仕事以外に災害救護や国際救援などの赤十字活動がやりたくて赤十字病院を選択しています。最近の若い人たちにとって災害救護など社会貢献的な活動は非常に関心が高いようです。
私は、40年以上にわたって赤十字病院で勤務したことから、災害救護や国際救援に関わる機会も多くあり、赤十字の人道・博愛の精神や、世界中に存在する赤十字のネットワークなど赤十字のすばらしさを実際に体験し『赤十字大好き人間』になりました。現在も日赤の参与として日赤の活動に関わる一方、赤十字の素晴らしさを積極的に社会にアピールする役割を担っています。
本学の建学の精神である仏心尽障(ぶっしんじんしょう)『知恵と慈しみの心を持って障がいを有する人々の心身を広く支える』は、赤十字の人道・博愛の精神と非常に似ているところがあります。
本学の学生の皆さんも『赤十字大好き人間』になってくれるとうれしいです。

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日本赤十字社愛知県支部ホームページ

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