教員リレーコラム
すくすくは育たない。
松村 仁実 [理学療法学専攻]
今、家にひまわりの種が蒔かれ、育て始められています。
子どもの観察の課題です。まずは、種を観察し、蒔く準備をし、その後も毎日観察です。
種から植物が成長していくところを見るのは久しぶりで、一緒に楽しんでいます。
日々成長が見られるところと変化としてわかりにくいところなどあることに気づかされます。いっぺんに成長しているわけではないことを改めて思います。
本当に根っこから成長が始まります。少し土が固いのか伸びた根っこに押されるように種の部分が上に持ち上がりました。太い根の横に細かい毛のようにたくさんの根を出しているのがわかります。持ち上げられた種の部分も少し割れ、中に緑の部分が見え始めました。しばらくすると、葉を開き始めるのでしょう。
花を咲かせるにはまだまだ時間がかかります。だから今、水を吸収し、栄養を吸収し、大きく育つために、土台となる根を伸ばすことにエネルギーを注いでいます。
私たち教職員は、学生の皆さんの成長を見ながら、水や栄養そして温かい(時に厳しい)環境としてエネルギーを注ぐ役割なのかと思います。
学生のみなさんは、それぞれが素敵な花を咲かすために、「今」どこにエネルギーを注ぎ、成長していきますか?
楽しみです!