教員リレーコラム
「入学式を終えて」
横山 剛 [作業療法学専攻]
この春、二人の息子は受験を終え、それぞれめでたく高等学校、大学に入学した。高等学校に入学した息子の入学式に参加してきた。
校長先生が自ら「進学校」と話していたように、年間スケジュールを見る限り、びっしりと朝の補習、長期休暇中の補習、土曜学習の日程が組まれていた。これほどのことをすることで、確かな進路の実績を残しているのだと思う。教員の取り組みに本当に頭が下がる思いがした。
先日(4/7)、本学の入学式を終えた。101名の理学療法・作業療法学専攻学生、1名の専攻科リハビリテーション科学専攻学生が入学した。「初心忘れるべからず」と学長のお言葉があった。この言葉で入学生のみでなく、この職場で働き始め、早17年間が経過した私自身も身が引き締まる思いがした。
息子の入学式と学長の言葉を聞き、教員になりたての新鮮な思いや疑問、学生に向かう気持ちを思い返し、今一度奮い立ち、学生教育に邁進しようと決意した。昨年度の国家試験結果を謙虚にまた真摯に受け止めて本年度は恐れずに進んで行こうと思う。新しい年度最初の入学式で私の中の思いがより一層強まったのだが、これがいずれ「初心」となっていくのであろう。今年度もよろしくお願いします。