教員リレーコラム
「国家試験の思い出」
臼井 晴信 [理学療法学専攻]
大学4年生のある日。
私はクラスメイト(A子ちゃん)と小さな教室で国家試験の勉強をしていました。
そこに他の友達(Bちゃん)が来て、キャラメルを2つ私にくれました。
私はキャラメルを1つ食べました。
「おいしい!!」
2つ貰えたので、もう一つ食べようとしたらA子ちゃんに取られました。
A子ちゃんの言い分。「2つ貰ったんだから1個は私のでしょ!」
私の言い分。「Bちゃんは2つとも私のところにくれた」
キャラメルを取り合っているうちに・・
どすん!!
私はしりもちをつきました。
いたたたたたたた!!
お尻が痛くて泣きそうになりました。
A子ちゃんを見ると、ケラケラ笑いながらキャラメルを食べています。
もっと泣きそうになりました。
その後、あまりにもお尻が痛いので病院に行くと、
「尾骨骨折ですね。2か月は痛いですよ」
お尻の骨が折れていました。
それからしばらく座るのが痛かったです。
国家試験当日も少し後遺症が・・。
これが私の国家試験の思い出です。
その5年後、私はA子ちゃんと結婚しました。
今でも時々お尻が痛くなります。
その度にA子ちゃんはケラケラ大笑いしています。