愛知医療学院短期大学

検索

教員リレーコラム

「初体験」

山田 南欧美 [理学療法学専攻 ]

つい先日,当大学主催の市民公開講座にて講師を務めさせていただきました.講演タイトルは,「リハビリロボットの可能性」.市民公開講座を行うのは,もちろん初めて.「どういう内容にしようかな?」「どういう風に話そうかな?」と,準備の間は何かとソワソワしていました.

自分は今,リハビリテーションロボットに関連する研究を行っています.いろんな分野にロボットが参入している中で,リハビリテーション現場にもロボットが導入されつつあります.しかし,まだまだロボットを導入している病院・施設は少なく,身近でロボットに接する機会はあまりありません.ですので,市民公開講座では,「現在どのようなロボットがリハビリテーション現場で使われているのか」を中心にお話しさせていただきました.参加者の方々は,初めて目にされたものもあり,とても興味深く聞いてくださっていたように思います.リハビリテーション現場の未来の姿について,少しでも伝えることができたのなら,初めての市民公開講座は成功だったかな,と思います.

初めてのことをする,というのは,とても勇気がいることです.「もし,うまくいかなかったら?」「そもそも,どういう風にやればいいの?」と不安は尽きないでしょう.けれど,これをうまく乗り切った先には,達成感があり,成長があるのだと,私は思います.ですので,学生の皆さんにも,「初体験」を恐れず,果敢に挑戦してもらえればと思います.私も,今回の「初・市民公開講座」で,きっと成長できたはず!?

NEXT ≫ 2016.11.25 鳥居 昭久 [理学療法学専攻]

教員リレーコラム