愛知医療学院短期大学

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教員リレーコラム

「悲しみ」

美和 千尋 [作業療法学専攻]

先日、同級生が亡くなった。癌だそうだ。
作業療法の学校の時に同じ病院で実習をした仲間だった。
亡くなった知らせを聞いた時はショックだった。
頭の中身が無くなったようで、混乱した。
そして、憂鬱になり時間が止まったように感じた。
下には悲しみの10段階を記載してみた。
どの段階も今の気持ちに当てはまり、一度にこれらの感情が押し寄せ、混ざったような感覚である。
第10段階の現実を受け入れるときに、自分に振り返ってしまい、どれだけ自分も生きられるかを考えてしまった。
この悲しみを早く乗り越えなくてはと思っている。
悲しみを補うものはよく分からない。
「本当に悲しい出来事だった」。

悲しみの10段階
第1段階 ショック状態に陥る。
第2段階 感情を表現する。
第3段階 憂うつになり孤独を感じる。
第4段階 悲しみが身体的な症状として表れる。
第5段階 パニックに陥る。
第6段階 喪失に罪悪感を抱く。
第7段階 怒りと恨みでいっぱいになる。
第8段階 元の生活に戻ることを拒否する。
第9段階 徐々に希望が沸いてくる。
第10段階 現実を受け入れられるようになる。悲しみの10段階


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