教員リレーコラム
「バリ訪問記」
美和 千尋 [作業療法学専攻]
夏に6日間のインドネシアのバリ旅行へ行ってきました.シンガポール航空を使ったので,日本からシンガポールを経由して約8時間かかりました.バリは,日本と時差が1時間程度で時差ぼけは無かったです.デンパザール空港に着くと現地のガイド(シュワちゃん)が待っていました.車でホテルまで行き,その日は寝るだけでした.
バリ島の人口は2010年,約389万人です.この島の宗教はバリ・ヒンドゥー教です.ヒンズー教では「世の中は善と悪がバランスよく存在し,禍はこのバランスが崩れるから」,「輪廻転生」というものです.家やホテルにはお供え物を毎日してあり,花と線香が焚かれてありました.
この島は,以前植民地で,オランダや日本が統治していました.そのため,日本語を話す人が多く,日本語も通じました.
この旅行の目的は,バリの民族舞踊や音楽を聴くことでした.バリの舞踊で主なものにケチャ,バロン・ダンス,サンヒャン・ドゥダリなどがあります.旅行の中には「ケチャ」と「バロン・ダンス」を見ることができました.
食事は米や麺が中心のアジア料理なので,問題なく食べることは出来ました.ただ,水は買って飲むように言われました.
街の中の道路は車やバイクがいっぱいで,道路を歩く人はほとんどいませんでした.バリは観光の街であるため,絵画やアクセサリーを作って売る村がありました.
この旅行を通して,文化は様々ですが,人の営みは世界中変わらないことを感じました.楽しい思い出になりました.