教員リレーコラム
学会参加
加藤 真夕美 [作業療法学専攻]
先日、第23回愛知県作業療法学会に参加しました。
本学の元教員、水口和代先生もご一緒でした。
ボランティアとして本学3年生の学生さん2人に同行してもらい、少し遠足気分。
水口先生から約1ヶ月前にメールが届いたのが事の始め。
現在日常的に車椅子を使用されている水口先生は、学会に参加したいけれど家族の負担を考えると...
と悩んでおられました。
実習待機中の3年生に相談したところ、2つ返事で「行きます!」とお二人が手を挙げて下さいました。
何とも積極的で頼もしい限り。
当日は会場に現地集合し、約半日、特別講演(講師は本学の港教授!)を聞いたり
シンポジウム(演者の一人は本学の山下先生!)に参加したり。
旧知の作業療法士や卒業生からたくさん声をかけられ、とても嬉しそうな水口先生なのでした。
さすがです。愛知県内に水口先生を知らないOTはいない!くらいの有名人です。
昼食を取り、学生さんと帰路へ。
「障害者割引」が鉄道会社によってまったく違い、右往左往した学生さんでした。
でもこの二人、とても機転が利く学生さんたちで、何のトラブルもなく見事に役目を果たしたそうです。
臨床実習前の大きな自信になったことでしょう。本当にありがとう!
嬉しい驚きと発見。
事前に地下鉄の駅員さんに車椅子利用を知らせようとしたところ
「そういうことはいつものことなので、その場で言っていただければすぐに対応しますよ」と。
乗降いずれの駅でもさらっと言われました。
最近は車椅子の方の公共交通機関利用も増えましたね。時代の変化を感じました。
最後まで何だか遠足気分の学会参加でした。(勉強もしましたよ!)