愛知医療学院短期大学

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教員リレーコラム

ダイオウグソクムシとカクさんとお船

加藤 真夕美 [作業療法学専攻]

実は,名古屋港水族館によく出没します。
年間パスポートを購入し5歳の息子と二人,月に1~2回は通っています。
もちろん息子のリクエスト。

一つ目の楽しみは,目の前のプールを泳ぐイルカを見ながら食べるランチ。
フライドポテトと揚げたこ焼き,プラスもう1品が定番です。
イルカショーは関係なし。食べ終われば,ショーの最中でも「もう行く!」です。
最後まで見ようよ~!
季節によってショーの内容が違うのですね。
夏は,トレーナーがイルカの背中に立って気持ちよさそうにジャンプしていました。

二つ目の楽しみは,深海魚コーナー。
鳥羽水族館でも絶食で話題だったダイオウグソクムシ(でっかいダンゴムシみたいな生き物)。
いつもはお尻をお客に向けてめったに動かない彼らが,顔をこちらに向けていたり
足を伸ばして立っていたりしたときには二人で大はしゃぎ。良いことがありそうな予感。
よほどエネルギーを効率よく消費しているのでしょうか。
食べないのにあんなに大きくなるのは生命の謎。

三つ目は,昨年12月末にオープンしたサンゴ礁大水槽。
昨年の春から,工事の進捗状況を見守ってきましたよ。
1階の一番奥(大水槽の一番端)に腰かけると,まるで海の中。圧巻の見ごたえです。
今気になっているのは,サザナミフグ。
息子が,「顔が四角いから"カクさん"」と名付けたとたんに愛着が...。
そして2週間前とまったく同じ場所にいたトラフザメ。どうしたんだろう。

先日はおばあちゃんも一緒だったので,遊覧船に初乗りしました。
元気いっぱいで乗り込んだのも束の間。遠ざかる岸をじっと見つめて元気がなくなる息子。
どうしたの? と聞くと「眠い」とだけ言って,船内の机に突っ伏します。
ところが名港トリトン手前でUターンし,戻ってきたと聞くや否や飛び起きて船の先端部へ。
無事岸に降り立つと,「ついた~!」とガッツポーズ。
もしかしてどこへ連れていかれるかと不安だった? と聞くと「うん」。
♪い~じんさんに~つ~れられ~て~♪ の唄(赤い靴)はまだ知らないようですが。
ちょっとどきどきの5歳児の初体験なのでした。

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