教員リレーコラム
テレビを見ない その 3
宮津真寿美 [理学療法学専攻]
前のリレーコラムで書きましたが、
我が家ではテレビが禁止になっています。
しかし、今のご時世、テレビを見なくても、ニュースを得るには不自由しません。
STAP細胞の一件は、研究者の端くれとして考えさせられました。
なぜ、このような大騒ぎになってしまったのでしょうか。
大学の研究指導者は、指導学生の研究に関して、通常、
一番突っ込まれたくないことを突っ込み、根拠を追及しつつ、
学生と何度もディスカッションし、熟考を重ねて研究論文を作成させます。
それを繰り返して、研究者として独り立ちしていくわけですが、
その機会が乏しかったための悲劇なのかな、と思います。
そんな考えから、心新たに、学生に対する徹底的な指導を心に誓いました。
ねちっこい指導があれば、取り返しのつかないことは起こりえないはずです。
社会に出た時、学生に大恥をかかせたくありません。
「宮津先生は厳しい」と噂されているようですが、
私からすると、大きな愛情のつもりです。
学生のみなさん。がっしり、受け取って下さいね。
タイトルと関係のない話になってしまいました。
サッカーW杯が近づいてきましたね。
どんな理由で我が家のテレビを解禁にしようかと、頭を悩ましています。
準備は万端です。