教員リレーコラム
旬のもの
松村仁実 [理学療法学専攻]
潮干狩りに行ってきました。
バケツをいくつも持って、お尻が濡れてもいいように着替えも持って、
サンダルと軍手、それから帽子、熊手は現地で借りられることを確認し、いざ出発!
天気は上々。
いざ取り始めると、意外にも採れる、採れる。
ウハウハしながら採ること30分。
どうも様子がおかしい。
たくさんのお客さんがいるから、そんなに残っているとは思えない。
こんなに簡単に採れるはずが無いのでは、と思い始めた。
よくよく見ると、アサリとはどうも違うことにやっと気づく。
受付のおばちゃんに聞くと、
「アサリではないね。砂抜きが大変だけど、身がプリプリしておいしいよ」と。
食べられるならいいか、とひと安心。
バケツ2杯ほど取ったところで、寒くなってきたので終了。
家に帰って、まずアサリとそれ以外(調べたら「シオフキ」というようです)に分け、
アサリは夕飯の味噌汁に。
シオフキは長めに砂抜きをし、後日のごちそうになりました。
シオフキも美味しく食べられましたが、確かにまだジャリジャリ...。
それでも自分で採ったものを食すのは楽しいし、美味しいと感じた時間でした。
一番の収穫は、シオフキが食せることを知ったこと。
自分の体を使って何かを得た知識は忘れにくい。