教員リレーコラム

「着任のご挨拶」

濵田 光佑[理学療法学専攻]

6月になり世間が徐々に落ち着き始めました。 まだ完全な状態ではありませんが、学内で皆さんの元気な姿を拝見し、コミュニケーションを取れることを嬉しく思います。 さて、今回は着任後初めてのリレーコラムなので、着任のご挨拶を含め私自身の自己紹介をさせていただきたいと思います。 私は、熊本県に生まれ育ち、理学療法士になりました。 20歳を過ぎた頃に、自分自身が狭い世界に生きていると強烈に感じる機会があり、外の世界に興味を深めていきました。 そのような影響もあり、20代は海外貧乏旅行を繰り返し、気がつけば20カ国以上に渡航しています。これといった趣味はないのですが、旅行の備忘録として写真を撮り、綺麗な海ではスキューバダイビングをすることが好きです。 26歳の頃には、好きが高じてJICA海外協力隊に理学療法士として参加し、ホンジュラスで2年間の活動を行いました。 ホンジュラスの殺人率は日本の100〜400倍と、言葉通り桁外れで治安が悪く、派遣前は大きな不安を感じていました。しかし、派遣されれば自身の不安とは裏腹に、現地の方々の優しさに触れ、毎日が新たな発見に溢れていました。 比較する相手がいなくては、自分が何者なのか客観的に知ることはできません。私はJICA海外協力隊に参加したことによって、日本とは、日本人とは、理学療法士とはなんなのかを知りました。 帰国後は、海外の経験を糧に大学院へと進学し、ご縁があって本学に着任さすることとなりました。教員業務を含め初めてのことが多く、私自身も様々なことが学べることを大変嬉しく思っています。若輩者ではありますが、私の知る限りのリハビリテーション専門職の魅力や可能性を皆様に伝えていければと考えています。 これからの大学生活を一緒に充実したものにしていきましょう。 どうぞよろしくお願いいたします。 IMG_2900.jpeg   ホンジュラス,エスペランサ市 DSC_3730.jpeg   リハビリテーション施設の自室
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