高校在学中の部活動の怪我で理学療法士の存在を知り、その道を志し、本学（当時は専門学校愛知医療学院）を卒業後、スポーツ選手の怪我の予防・怪我後のリハビリテーションに携わりました。その後は、慢性的な身体の痛みに対するリハビリテーションに興味を持ったり、介護分野でリハビリテーションを実施する機会を得たり等、幅広い経験をしてきました。そして、ご縁があり、2022年、本学に教員として舞い戻ってきました。現在は、小児理学療法学に関心を持ち、臨床、教育、研究に携わっています。

理学療法士の存在を知るきっかけは、皆それぞれかと思います。ぜひ、理学療法士の仕事内容について興味を持ちましたら、自身で調べてください。実は、理学療法士が携わる分野は幅広く、一つの分野に固執する必要はありませんので、気軽に飛び込んでみてください。ヒトの心や体の仕組みを学び、リハビリテーションを必要とする方に対して自身の技術を提供した後、その方が笑顔となる姿を想像してみてください。すごくやりがいのある仕事ですよ！

何かきっかけがあったので、こうして皆さんは本学で理学療法学を学んでいるのだと思います。辛い時、苦しい時は、ぜひ本学を志した時の気持ちを思い返してください。そして、アクションしてください。その際は、いくらでも力になりますから、ぜひ相談に来てください。そして、皆さんが臨床現場に出て、その楽しさ、大変さを分かち合えることができましたら、私としても嬉しいです。