松村 仁実[理学療法学専攻]
昔ですが、わずかな期間でしたが和太鼓をやっていた時期がありました。 入り口は当然、「かっこいい!やってみたい!」 バチは手作り。ホームセンターで角材を買って、適当な長さにして角を削り、やすりをかけます。もちろん太鼓を持ってませんので家で練習はできません。だからと言って練習しないわけにはいきませんので、1㎝厚ぐらいのゴム板を買ってそれを太鼓代わりに叩いていました。テコ・テコ・テコ・・・・地味な練習です。 その当時教えていただいた先輩の言葉で、今でも残っている言葉が2つあります。 1つは「苦しいところを超えたところでうまくなれる」。 初心者の私は、バチの持ち方から太鼓のたたき方まで全く分かりません。 全然うまくならない!自分が思っていたのは違う。自分はこんなもんかなと思っているタイミングで、先輩はそんな声をかけてくれました。精神的にも苦しいとき、ずっと叩き詰めで腕も疲れているとき、もうひと踏ん張りにつながり一歩進むことができました。 学生の皆さんも理学療法士や作業療法士にあこがれ、テコ・テコ・テコ・・・・と勉強中。今が皆さんの踏ん張り時、励んで一歩ずつ進んでくれることを期待したい。 (2つ目の言葉は、また別の機会に、、、、。)
教員リレーコラム